シュ・ウ・カ・ツ


時系列で追うと、

東芝 推薦争奪戦敗退
昭和シェル石油 SPI敗退
パナソニック電工 SPI敗退
トヨタ ES通過、1次面接敗退
GSユアサ 1次通過→辞退
ミシュランタイヤ 1次通過→辞退
日本ケミコン 1次通過→辞退
三洋電機 ES、SPI通過→1次面接辞退
M 内定辞退予定
T 内定→入社希望

唯一の後悔は、最初からちゃんと自由で動いてればよかった点です。地震があっても普通に選考進む企業が多かったので、5月からエントリー始めるとか遅すぎる・・・。上の会社東芝以外全部5月に動いたやつなので、ちょっと日程的にも、体力的にも大変だった。

よかった点は、ESをちゃんと見てくれる人が身近にいた事です。ここで自分の軸が定まると、だいたい面接で何聞かれても答えられると思います。面接自体は精神的には疲れますが全部楽しめました。
なぜなら面接は僕にとって、僕があまり接したことがないタイプの社会人とコミュニケーションできる場だったからです。

面接では「最後に何か質問はありますか?」と聞かれるのですが、僕は決まって以下の2つの質問をしました。

「(ESに基づいて「人との繋がりの中で形成された自分の軸」についてしゃべった後)会社で働いていて、人間関係から形成された自分の軸や、座右の銘を教えてください」

「(ESに基づいて、僕の大学生活は「人と知り合うのが楽しい」っていう感情のもとに行動してきましたってしゃべった後)社会人の楽しい事はなんですか?」

どちらの質問も、発想の元になった友人がいるので、タイミングを見てお礼を言いたいです。
面接は、これらの質問に対する答えを聞きに行っているようなものだったから楽しかったです(唯一面接で落ちたトヨタはグループ面接で、最後の「質問はありますか?」っていうのがなかったので落ちたんだと思ってます笑)。正直この2つの質問は面接官にインパクトを与えられると思ってたし、その会社でどういう人が働いているかがある程度わかる。そしてこれらに躊躇無く答えてくれる会社に入りたいなと思ってた。実際最終的に入社希望の会社はすんなり答えてくれました。

ということで、何か参考になればと思って書きました。

最後に、なぜ僕が就職したいと思うようになったかというと(これ一番大事だと思う。昔heterodoxyで「何で大学出たらみんな就職するんだ」、みたいな事を歌った曲を作るぐらい、昔は「大学出たら就職」みたいな流れに疑問を抱いていました)、親から受けた金銭的恩恵を将来の自分の子供にも受け取ってもらいたいと思ったからですね。

正直、僕は相対的に見ても親から受けた金銭的恩恵は半端じゃないと思うのです。しかし、それを親に返せるようになるには、残された時間的にも金銭的にも無理だと思うのです。
親からのお金でバンドとかやってたり、それこそ生活していることを考えると、申し訳なくなって、奨学金を借りようとしたことがありました。親に相談したら、「奨学金を借りることで我々(親)とあんたの間では清算できるけど、そこからがんばろうという気持ちは生まれないよ。だからあんたの将来の子供に同じだけの金銭的余裕を与えるためがんばれるように、奨学金は借りないで我々(親)のお金で生活しなさい」と言われたことがありました。その時自分としても納得ができて、就職しようと思うに至りました。

最後になりましたが、これから就活する後輩の皆さんへの僕なりのアドバイスとしては、

・推薦をあてにしないで、自由でしっかり動くこと
・筋の通ったESを書くこと
・そのESを元に、オリジナリティーのある「最後の質問」を考えておくこと

です。