入荷量と在庫量で見る会社の健康状態

会社の数字を見てて気付いたことがあるので記事にしてみます。

 

最近効率がいいのかもしれない

従業員「現場を見た感じ、最近あんまり在庫ないですね」

僕「いや、入荷自体は結構ありますよ」

従業員「じゃあ効率よく捌けてるってことなんですね」

という会話をきっかけに、「入荷量の合計」と「月末在庫」という単純なデータから算出される効率を計算してみようと思いました。

 

効率指数=入荷合計/月末在庫

まず、その月の入荷量の合計(以下入荷合計)を月末在庫で割った値を「効率指数」と呼ぶことにします。

 

例えばある月の

  • 入荷合計が1,000トン
  • 月末在庫が500トン

だったら、効率指数は1,000/500=2です。入荷が多い割に月末在庫が少ないので、効率がいいと言えるでしょう。または、その分忙しいのかもしれません。みんなの疲労も溜まっているのかもしれません。

 

逆にある月の

  • 入荷合計が500トン
  • 月末在庫が1,000トン

だったら、効率指数は500/1,000=0.5です。入荷が少ないのにうまく捌けてないので月末在庫が多い、効率が悪いと言えるでしょう。何か効率が悪くなっている原因があるはずです。それが社内的要因なのか社外的な要因なのかはわかりませんが。

 

とりあえず在庫管理の視点では、効率指数は1以上であることが望ましいです。1以下が続くと在庫が溢れてしまいます。

 

効率指数は推移が重要かも

さらにこの効率指数は単月で見るより、前後の月やもっと長い目線で見ることが重要な気がしています。

例えば、安定的な商品の捌き方が確立されているのであれば、年間通して見て効率指数が乱高下することはあまりないでしょう。乱高下する原因があるはずです。

 

一番の理想は、効率指数が右肩上がりになることです。どんどん改善がなされて、効率がよくなっているということを意味しているでしょう。

 

つまり効率指数は

  • 1以上
  • 安定的に推移
  • 右肩上がり

が理想です。

 

逆によくないのは、

  • 1以下が続く
  • 乱高下している
  • 右肩下がり

です。

 

うちの会社の効率指数をグラフにしてみた

ここからはうちの会社のリアルな効率指数の推移です。

 

これグラフにした時、「なるほどな」と思いました。妙に納得感がある。

 

そもそも2017年から効率指数がまあまあ乱高下していて、2018年4月から9月は効率指数が直線的に下がっていて、特に7~9月は連続で1を割り込んでいる。

 

で、10月に「とある問題」をきっかけに従業員が一人辞めています。12月に部長が変わって、2019年4月に「とある問題」に本格的に取り組みました。まだ完全に解決したわけではありませんが。

 

なんかそこら辺の「会社の健康状態」が、一見関係なさそうな入荷合計と月末在庫から算出される効率指数から見えるような気がしました。少なくとも効率指数が1を割り込む状態が数ヶ月続いたときは、目に見えない何かがあるのはないかと。

 

完全に「後から考えてみると…」的なあとだしジャンケン感がありますが、この効率指数はちょっと気にして見ようと思った事案でした。引き続きウォッチします。

 

以上です。