1ヶ月くらい悩んだ結果、2019年春に購入したGR3を売ることにしました。
GR3を売却した
GR3のいいところはたくさんあるのでできれば所有していたいのですが、先月からとある理由で明らかに使用頻度が下がりそうだったのでもっと使ってもらえそうな人の手に渡ったほうがいいなと思い、売却した次第です。
GR3のいいところ3つ
1. いぶし銀の立ち位置
デジカメ買おうと決意した最初のカメラがGR2でした。RICOHというメーカー、GRの「Get Real.」という若干厨二臭のするコンセプトに惹かれて購入したわけですが、SONYとかCanonの方がカメラとしては有名だと思います。
しかし、この目立たなさに惹きつけられました。GR?何それ?的な。
デザインもスタイリッシュではないし、ズームもできない。GR3に関しては発売時の価格が約10万円とスマホ並みの価格であることを考えると、コンパクトデジタルカメラとしては結構高級な機種になります。
でも、、、「最強のスナップシューター」というところに惹かれて買いました。壊れそうなんでポケットには入れたくないですが、サコッシュとかカバンからサッ!と出してパシャ!的な。
2. 小さくて持ち運びしやすい
上にも書きましたがGRの最大の魅力は「最強のスナップシューター」なのです。サッ!と出してパシャ!です。
もう手元にないので比較ができませんが、スマホ並みのサイズで手軽にハイクオリティーな写真が撮れるというのが最大の魅力だと思っています。
3. JPG撮って出しでブログに使える
上で言っちゃってますが、僕が言うまでもなくめちゃくちゃ画質がいいんですよね。
ブログを本格的に書き始める前まではiPhone Xで撮ってたんですが、ちょっと前までのスマホとは画質が明らかに違うんですよね。基本JPG撮って出しで、撮った瞬間にいい感じの質感になってるのは楽でいいです。
エフェクトの「ハイコントラスト白黒」もGR3にしか撮れない質感で、めちゃくちゃいいなと思います。
僕の稚拙な言語能力だとうまく言語化できないですが、今見てもすごくいい感じがします。。。
売却した理由:Pixel 4がGR3以上にいい
そんなGR3を売却した最大の理由は、2019年10月に発売されたGoogleのスマホ、Pixel 4を使い始めたからです。上に挙げたGR3を使う理由3つに加えて、さらに3ついいところがあります。
1. Pixel 4のいぶし銀的立ち位置
今はまだやっぱりiPhoneが全盛だと思います。2019年9月のiPhone 11発売直後のYouTubeを見た感じや、
以下の記事によると2019年1月の時点では日本では約4割の人がiPhoneを使っているようです。
それじゃ面白くない!って言うのと、実際ジェスチャーを感知するsoliレーダーや、自動翻訳機能だったりGoogleがやってることの方が面白そうだなと思ったので、個人的には大勢の人が使うiPhoneよりPixel 4を使う方がいぶし銀で僕っぽい選択だなと思っています。
2. Pixel 4はスマホなので当然小さくて持ち運びしやすい
Pixel 4はスマホなので当然持ち運びしやすいです。特に僕が買ったのはXLという大きさではなく普通のPixel 4なので小さいです。
またGR3はスマホ並の大きさですがスマホに加えて持ち歩く必要があるので、当然荷物が増えてしまいます。
3. Pixel 4は無加工でもブログに使える画質
これが一番デカいんですが、画質がめちゃくちゃいいです。前使ってたのがiPhone Xですが、ここら辺がブログで使えるかどうかの境目な気がします。
以下はポートレートモードで撮ってるんですが、
これがスマホで撮れるなんて驚異的な気がします。無加工でもこんだけ画質よかったら全然いい。ボケの感じも好きです。
iPnohe Xのときのポートレートモードでは
- テーブルフォトとかで対象から結構離れなきゃいけない
- アイスコーヒーとか撮ったときにストローの先が無駄にボケる
みたいなことがありました。
去年iPhone Xで撮ったアイスコーヒーなんですが、ストローの先がボケてますよね。あとボケもなんか不自然。
こちらはPixel 4で撮影したアイスコーヒー。ストローの先はボケないし、奥のボケの感じも自然な気がします。スマホで撮影したとは思えない高画質。まあここら辺はiPhone 11でも同じくらい綺麗なんだとは思いますが。
GR3のハイコントラスト白黒の優先順位はそんなに高くありません。
4. Pixel 4はズームできる
ここからはGR3以上にいい理由になりますが、追加で3点。
Pixel 4はスマホなので、ズームができます。MAXで8倍ズーム。画質的に使えるのは6倍くらいまででしょうか。
これは動画ですが全然きれいだと思います。少なくとも以前所有していたiPhone Xよりかは。
iPhone 11と違って超広角が付いていない広角と望遠のみのPixel 4に対して、「望遠より超広角つけろよ!」的な意見が多数ありますが、そこまで超広角の需要は無いような気がしています。
上の動画はiriというアーティストの動画なんですが、撮りながら「Googleが望遠推しな理由、こういう時の用途を想定してるのかな?」と思ったりもしました。
5. ちゃんと撮りたいときは一眼レフのFUJIFILM X-T30で
GR3を売却した理由としてはこれも大きいです。ちゃんと写真撮ろうとしたときにFUJIFILMのX-T30という一眼レフを持ってるんですよね。
レンズも今は
- 単焦点
- 標準ズーム
- 超広角単焦点
の3本を持ってるので、単焦点のみのGR3を所有してなくてもいいかなと。
6. Pixel 4は単純に面白い
最後は完全に主観です。
1. Pixel 4のいぶし銀的立ち位置でも書きましたが、ベゼルをデカくしてまでsoliレーダーを付けたり、自動翻訳機能が付いてたりと面白いですね。両方とも日本ではまだ使えませんが、来春のアップデートに期待です。
ベゼルをデカくするのは時代の流れと逆行してますが、逆にそこに惹かれる憧れるゥ…!
GR3はメルカリで売却した
GR3はメルカリで売却しました。約10万円で買って8.5万円で売却できたので、約2万円で半年以上使えたと思えば全然いいかなと。メルカリに手数料10%取られるのが少し痛いですが。
メルカリはヤフオクより気楽でいいですね。
まとめ:GR3、売ってよかった
お金が無限にあれば持っててもいいのですが、時間もお金も有限なのでトータルで売ってよかったなと思っています。
減価償却の観点から考えても、よほど気に入ってたりメリットがない限りガジェットの長期保有のメリットもあまり無いかもしれません。
おかげで自宅にDellの4kディスプレイや腰痛対策のデスクチェアが買えて快適になったし。総合的に自分が快適になるかどうかですね。
以上です。