みなさんの会社に面談ってありますか?うちの会社には今までありませんでした。
前の会社での経験
一方で、僕が前勤めていた会社では面談がありました。(ちなみに、前の会社の課は20人前後で、うちの会社と同じくらいの規模感です。)
形骸化してるなと思う点もあったんですが、一番メリットを感じたのは、面談でパワハラを解決できたときでした。
今思えばそのパワハラって全然大したことないなと思うのですが、当時は結構な苦痛だったわけで…。
内容としては、
- 特定の先輩から
- 昼休み中に
- 休憩室で
- みんなの前で
- 仕事に関して
- (過剰に)怒られる
というものでした。
「これは不快だ!」ということで、半年に一回の課長面談で訴えたら、割とすぐなくなりました。課長、その節は本当にありがとうございました。
ここでもし課長の対応がクソだと、僕もきっと「面談って無意味じゃね?」と思っていたと思います。僕もこの課長になら訴える価値があると思っていたので、そこらへんは信頼関係かなと。
てか面談する人(この場合課長)がクソなら、異動するなり辞めるなりした方がいいんじゃね?とさえ思います。自分のためにも。
面談の意味って何?
この経験があったからこそ思うのは、面談の表面的な(?)目的は「目標管理」ですが、もっと大きく捉えると、本質的な目的は「現状うまく行ってないことを、上司と相談して解決に近づける」ことだなと思います。
そういう意味でも、面談がないのはおかしいなとずっと思っていました。普通あるっしょw昭和かw
そして昨年、ついに面談を導入したほうが良さそうだと思われる事態が起こった(ここでは伏せます。直接聞かれればお答えします)ので、今後のためにも面談の導入に踏み切りました。
といっても、今まで面談されることはあってもしたことがなかったので、まずは本を読んで勉強しました。参考にした本は主に以下2冊。
ヤフーの1on1
コンサルしてもらってる友人渡くんのイチオシで、読んでみました。ヤフーが社内で実施した1on1という制度で、定着に時間はかかったけど、やってよかったという内容が書かれていました。
要点は以下2点。
- 傾聴しよう(部下に話をさせよう)
- 面談の頻度を上げよう(例:年1回1時間→月1回15分)
前者には特に目新しさはなく、逆にもともと別の分野で仕入れたことのある情報だったので、面談でも同じく大事なんだなと納得感がありました。
逆に後者は目から鱗で、確かに前の会社で半年に一回の課長面談は緊張したなと。頻度を上げることで、よりラフに本音を伝えてもらえるのではないかと思いました。伝えてもらった分動かなきゃだめだけど。
THE TEAM
最近僕の中でアツい箕輪さんのこの発言を見て、買おうと思いました。ちょっと前に話題になったバイトテロについてコメントしています。
今日、日本テレビ「スッキリ」で箕輪さん@minowanowa が飲食店でのアルバイトの問題について、「THE TEAM」の「チームの法則」を使ってコメントしてくれました!
こんな風に「THE TEAM」をみんなに使ってもらって、世の中がもっと良くなっていきますように…。#THETEAM #スッキリ pic.twitter.com/fbJPfh5Z2g
? 麻野耕司 / 「THE TEAM」発売2週間で5万部突破 (@asanokoji) 2019年3月5日
こないだキャフェでとっちさんと話してたことに偶然にも繋がるんですが、「働くことって別に嫌じゃない」んですよね。何かやり遂げればそれなりに充実感とかあるし。
話が逸れましたが、この本は精神論や根性論によるチーム論を展開するのではなく、共通の目標を持った「チーム」を系統的に、工学的に場合分けし、それぞれのタイプに最適な解を導いてくれていて、ものすごい納得感があります。
この本の中で、面談で実施てみてはどうでしょうか?と書かれていたことが2つあったので、実施してみました。
その2つとは
- 志向と能力について、簡単な質問に答えてもらう
- モチベーショングラフを描いてもらう
です。
細かい内容は本を読んでみてください。
面談のプラン
渡くんと相談した結果、
- 年4回(四半期に一回)
- 1人30分
- しばらくは僕も立ち会うが、いずれは部長対従業員の2者でやってもらう
とりあえずこれで1年走ってみることにしました。
また、うちの場合はそもそも面談するという文化がないので、初回である今回は30分の面談の流れの枠組み(プログラム)をある程度用意しました。
実際にやってみた
実際にやってみると、
- こういうこと考えてるんだな
- 用意したプログラムを無視してしゃべって来られたなw
- 意外だな
- なるほどな
など、いろいろな気持ちや感想を抱きました。
あと、モチベーショングラフの話題で飲みに行きたいくらい、モチベーショングラフ面白いです。中には仕事とそれ以外を分けて、2本描いた人もいました。
とりあえずこの1年、これで走ってみます。
渡くんの宣伝
最後に、渡くんの宣伝です。Twitterのトップの固定ツイート↓
最近フォローしていただいた方むけですが、過去に図解したやつここに貯めてます。ぜひ見ていただけると嬉しいです
https://t.co/B30excMTo9? ワタリユウタ@ハンズオン支援家 (@watari922) 2018年9月11日
もともと大学の軽音サークルの同期で、BLINK-182のコピーバンドを一緒にやって「S○X!」とか言ってたのにw、年始にTwitterで見かけたときにはフォロワー2,000人くらいになってて、すごいなと。今年の夏頃?には本も出すようです。すごい。
彼がやってる仕事の種類としてはいわゆるコンサルです。
で、そっから連絡取って、岡山来てもらって、ちょくちょく手伝ってもらうようになりました。コンサルというか本当に何でも屋さんって印象です。
Google関連の取り組みも、彼にアドバイスもらいながらやってました。
宣伝しといてwとのことだったので書きましたが、あなたのほうが影響力あるでしょうよw
以上です。