来ましたよ、X-T4。
FUJIFILM X-T4買った。X-T30との比較も
去年ブログ用にX-T30を購入しました。
何がいいってFUJIFILMのカメラは見た目がいいですよね。完全に個人の趣向になりますが、カクカクしたデザインが好きなんです。
で、そのFUJIFILMからバリアングルを搭載し、動画撮影もやりやすい機種が出たらそりゃ買いますよね。
X-T4、いろいろありますがとてもいい感じです。
X-T30と違うところもあれば似てるところもあるので、そちらも同時に紹介しながらレビューしていきます。
バリアングルはいい!けど…
X-T30で動画撮ってて一番の不満だったのは、チルト液晶であるという点。
- 撮れてる画の感じが撮りながら確認できない
- 特に商品紹介の時とかピントが合ってるかどうかとか
という状態だったので、よく言われている「バリアングル液晶が必要」なのはよくわかります。
それがX-T4で搭載されたということで、それは最高!
…なんですが、いきなり不満を垂れて申し訳ないですが、せっかくのバリアングル液晶側にマイクだったり充電用のポートがあるのは正直微妙です。撮影中にマイクは挿すし、撮影しながら充電できる仕様なので給電するよねっていう。
こんな感じでバリアングル液晶の画面を邪魔してきます。反対側のSDカードのポートは撮影中に開けることがないんだから、これポート逆でもよかったんじゃ?とは思ってしまいます。
メーカー的に微妙なのかもしれませんが、ユーザーの使い勝手の意味ではこれは惜しいです。非常に惜しい。
ボディー内手振れ補正もいい感じ
家の中で撮影しただけなんですが、この動画の2:22くらいからX-T30と比較してます。あるのとないのでは全然違う。
(編集で2画面分割ができるようになりました!やったぜ)
オート撮影時のエフェクトが全部使える
これ、かなりすごいです。すごいというか、最高です。
X-T30でオートで撮影すると、オートじゃないときに使えてたエフェクトの大半が使えなくなって、
- スタンダード
- モノクロ
- セピア
でしか撮影できないんですよね。めっちゃ勿体ないなと思ってました。
せっかくFUJIFILMのいい感じのエテルナやクラシッククロームが使えないのはすごく勿体ないなと思ってたんで、これは最高です。
動画の連続撮影時間が30分に
さすが動画撮影にこだわった機種だけあって、動画撮影できる時間が長くなりました。
X-T30は16分だったんですが、X-T4は30分に。
X-T30でも、別に16分越えてもファイルが分かれるだけで撮影は継続してくれるんでプレミアプロで編集する分には問題ないんですが、1つのファイルで長尺な動画を完結させたいという方にはいいかもしれません。
バッテリーが大容量!だけど特殊
で、連続撮影するためにはバッテリーが長持ちしなきゃいけないんですが、X-T4に付属しているバッテリーは2,200mAhの大容量です。
…なんですが、バッテリーのタイプが特殊で2020年5月時点ではサードパーティー製のものがありません。
X-T30はNP-W126というタイプのバッテリーで、サードパーティー製のものが多く出回っているのでそこはX-T30に軍配が上がるかなと。
旅行先だと外でバッテリーが常に充電できる環境にない!とかもありそうだし。メーカー純正は単純に高いです。信頼性は高いのかもしれないけど。
充電しながら撮影できる
でも安心してください。X-T30もそうですが、X-T4も充電しながら撮影できます。
ケーブルがUSB type-Cであるということもかなり重要です。USB type-Cは最高です。
SDカードが2枚挿せる
で、連続撮影ができるようになって、充電しながら撮影もできる!ということはストレージが気になるわけですが、これすごいなと思うんですけどX-T4はSDカードが2枚挿せます。
写真と動画でSDカードを分ける、みたいな設定もできて素晴らしい。
センサーサイズはX-T30と一緒
カメラはセンサーサイズが重要らしいのですが、X-T4はX-T30と同じAPS-CのX-trans CMOS 4なので、撮れる絵は同じになります。
逆にX-T30すげーなと思うんですが、この映りが好きなので一緒で全然OKです。
X-T4は上にあげた7つの機能面での便利さが素晴らしいのです。
X-T30の方がいいところ
X-T4の方が上位ラインだし、価格差も10万円くらいあるのでX-T4の方が総合的にいいのは当たり前ですが、もちろんX-T30の方がいいところもあります。
バッテリーが豊富
メーカー純正のバッテリーを何本も買えたらいいんですが、やっぱりメーカー純正のバッテリーは高いです。価格差にして1/3とか、それ以下です。
上で述べたようにX-T4のバッテリーは特殊なので、まだサードパーティー製のバッテリーが少ないんで、満充電のバッテリーを複数持ち歩きたい!みたいな方にはX-T30の方がいいと思います。撮れる絵は変わらないし。
軽い
X-T30が「the Little GIANT」と呼ばれているように、X-T30は小さくて軽いのに大体何でもできるのが売りだと思います。
ボディー本体とバッテリーでX-T30が約380g、対してX-T4が約600gということを考えると、機動力においては軽いX-T30に軍配が上がります。
動画をバンバン撮影してYoutubeにあげるぞ!という方でなければ、全然X-T30でいいと思います。
X-T4で使えるオプションパーツとか
最後に、オプションパーツについてご紹介します。
サムレスト
X-T30で使ってたINPONっていうメーカーのサムレストが流用できました。
若干アイカップに干渉してるんで、これは改善の余地があります。また報告します。
シャッターボタン
GeesoっていうメーカーのシャッターボタンをX-T4でも流用します。
これは1,000円くらいで、凹凸平の3種類のボタンが入っていて、なおかつ外れにくいようにするためのゴムリングが入っているのでオススメです。X-T30を使用し始めて1年くらい経ちますが、1回しか抜けたことがありません。
ストラップ
ARTISAN&ARTISTのイージースライダーをX-T4でも流用します。
外に持って出たときに片手でスッと長さ調節できるのはすごく便利です。動画見て頂ければもっとよくわかっていただけるかと。
液晶保護フィルム
汚れたり傷ついたりするのが嫌なので、液晶保護フィルムは必須です。kenkoの1,000円くらいのやつを買いました。
まとめ
少しだけ不満も述べましたが、X-T4すごくいい感じです。
X-T30が「the Little GIANT」なら、X-T4は「the Big GIANT」なのかなと。
これからも写真、動画頑張ります!