2日連続更新。
ルーティンのランニングをしながら、なぜアジカンにハマったのかを考えつつ聴き直していた。
高校生の当時僕はBLINK182、NO USE FOR A NAME、SLICK SHOES、RUFIO、NEW FOUND GLORY、STARTING LINE、GOOD CHARLOTTEなどなど(他にもいろいろあるけど)ありとあらゆる洋楽のメロコアを聴きまくっていた。アメリカ人になりたかったからだ。
共通してかっこいいと思っていたポイントの一つとして、ギターのオクターブ奏法が挙げられる。
オクターブって、指の形としては超簡単なのに、楽曲のここぞというところで威力を発揮する。シンプルイズベスト的な。
しかも、ギター単体で聴くとそうでもないのに、楽曲に混じるととてつもない威力を発揮する、と今でも思っているし、楽曲の良さを決定付けるのは、楽曲に合ったオクターブのリフが思いつくかどうかだと思っている。
映画ジョゼと虎と魚たちを見て、くるりにハマって、「日本の音楽も結構いいじゃん?」とか高飛車に思ってた僕に、アジカンは衝撃的だった。
初めて聴いたアルバムはファンクラブ。そっから遡って昔のを聴いたんですが、絶妙なオクターブの混ぜ具合。
ソルファとかほぼ全曲入ってんじゃない?君の街まで以外はほぼ入ってる?なんにせよ、オクターブのセンスが素晴らしい。
リライトよりも、振動覚のイントロだろう、と。
まあアジカンの良さは他にもいろいろあるんですけど、際立っていいのがこのオクターブセンスかなと思います。絶対喜多さん意識してると思う。
イースタンユースを始め、後にも先にも僕がハマった音楽、楽曲のほとんどに、オクターブ奏法は使われている。
ということで、エクトラでもオクターブは意識して弾いております。リリースしている音源のすべての曲でオクターブは弾いていますね(オクターブはツインギターでこそ生きると思っているのですが)。
ロックと言えば、オクターブだと思う。
